have の用法
2010-06-01
本日からは have の用法です。これには完了形を作る助動詞としての用法と、本動詞としての用法があります。本動詞の場合、「所有」「行為」「使役」に分けられます。それでは具体的に見ていきましょう。
(1) have to の進行形:
・A friend just called, and told me that she is having to press F1 every time she boots her computer. This started happening on Monday.
(友人から電話があり、彼女はコンピューターを起動する際、必ず F1 を押さないといけなくなっていると話していました。これは月曜日から起きているようです。)
Re: help for a friend, having to press f1 when computer starts - jfw - FreeLists
【研究】1. 過去から現在までの継続的な状態を表すことができます。2. 彼女からの伝聞なので文脈から「~のようです」を加えてあります。
・She is having to undergo surgery once again.
(彼女はまた近いうちに手術を受けなくてはなりません。)
Lina Perez (silky_4_ever) on Twitter
【研究】近未来を表すこともできます。
(2) be going to have to do:
・So in the coming weeks, every member of Congress is going to have to make a decision: Are they going to side with the special interests and the status quo, or are they going to side with the American people?
(よってここ数週間で議会の全議員が決断を下さなくてはならなくなってきている。つまり、特定の利益団体側に付き現状維持で行くのか、それとも米国市民側に付くのかということである。)
“Every Member of Congress is Going to Have to Make a Decision” | The White House
【研究】1. 日本の学校英語的には will have to do が多用されていますが、もちろん問題なく使用できます。一見冗長に見えるこの表現ですが、is going to have で用例検索すると 821,000,000 件のヒットです。 2. 将来的に「~しなければならない」状態が現在垣間見える場合に使用します。
次回は「使役」の have を扱います。